パラオ在住者、元在住者、パラオ関係のお仕事の人、パラオを愛する人々によるパラ×パラオリジナルコラム

P
alau、それは生き物の楽園。動物、植物、そして私達人間にとっても。ただ単純に生きるということがどういうことだったのか、喧騒のなか生きる日本人にも思い出させてくれる様。直行便で4時間半、日本の真南で時差のない小さな国はまだまだ人目につかない南の島。この目の前に広がる大自然を大切に出来る人のみを自然が受け入れてくれる様だ。小さな空港に降り立ち、感じるのは潤いのあるやわらかい空気。そこからでこぼこの味のある道を車でゆっくり走ること5分、左手にふわっとした明かりが灯る落ち着いた雰囲気のホテルが見えてくる。それがAirai View Hotel & Spaである。ゆっくりと正面へ進むと、木のぬくもりの可愛いロビーがお出迎え。一歩足を踏み入れると、そこは外観とは違う世界が広がっている。
24時間オープンのフロントデスクでチェックインを済ませ、荷物は任せてそのままお部屋へ。到着した夜は明日に備えて早く寝るのが一番、明日の朝の晴れ渡るさわやかな空気の中に浮かび上がる、透き通る海の夢を・・・。
翌朝、朝日が顔を出した頃、まだあたりは涼やかなPalau。早速遠目に海を感じながら、朝のひと時を過ごす。そしてPalauは動き出す。日が昇り、気温がぐんぐん上ってくるとさぁPalau探検へ。海へ行く人、滝へ行く人、Palauの旅は自分次第・・・

私
のPalauのイメージはこんな感じでしょうか。それに、Palauの魅力はダイビングだけではありません。1年半のPalau生活、ダイビングのライセンスは未だにとらずじまい。ロックアイランドと呼ばれる世界屈指のPalauの海には何度も行きましたが、シュノーケリングだけでも一日では足りない・・・。さかなたちに誘われてどこかへ漂っていきそうな海の下の楽園はダイバーさんだけのものではありません。群れを成して目の前を回遊する小魚と、悠々と近づくおっきなナポレオン、夢中で追いかけていつの間にかボートはどこへ?それを何度も何度も繰り返し、それでも飽きずに半ば行方不明になりかけて…と、こんな感じで一日中。Palauの海はノンダイバーをも魅了して止みません。他にも一番大きな島、バベルダオブ島にあるノースビーチコテージ。これはすごい。遠くのほうに波が見えたので、ちょっとした好奇心で行ってみることに。ビーチサンダルを手に、沖に向かって歩くこと15分強。太ももあたりまでの水は変わることなく、波はまだまだ先の方。不安になってビーチを見てみると、ビーチもはるか向こうのほう。果たしてこの遠浅はどこまで?そのまま吸い込まれそうな海をなくなく引き返しました。まだまだ発見されていない所がたくさんあるような、秘密めいた島Palau。縁あってそんな楽園に住んで1年半、シンプルライフが私にはしっくりきています。自然と生きるってこういうことなのかもしれませんね。
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菊岡 さやか (きくおか さやか) |


