パラオ在住者、元在住者、パラオ関係のお仕事の人、パラオを愛する人々によるパラ×パラオリジナルコラム

南
の島パラオ。常夏、青い海、ダイビング。やしの木、のんびり、、、、。そんなイメージが強いのが南の島ですが、もちろんここにも『日常』があります。私がパラオ生活を始めて3年。日本にいた頃と変わったことといえば、『日本にいた頃より確実に日本に詳しくなった』ですね。というのは別に、『異文化に触れて母国のことを学びなおした』とかそんな立派なものでは一切なく、単に日常的に『NHKばっかり観ているから』なのです。日本にいた頃は全くテレビを見ない(見たとしても深夜番組)人だったのですが、パラオに来てからすっかりテレビっ子になってしまいました。しかも常にNHK。詳しいですよ。何曜日の何時はコレ!っていうのがそこそこ頭にインプットされています。そしてニュースもよく観るもんだから、政治だって社会情勢だって日本にいた頃よりよく知っています。『今日の日本全国の天気』にも詳しいです。ただ芸能ネタだけは、どんどん訳がわからなくなっていきますが。南の島でテレビっ子???と思われるかもしれませんが、これが私の日常なのです。結構、こういう日本人、多いと思いますよ。ちなみにパラオの人も『テレビ大好き』に私には見えます。

じ
ゃあ、パラオの人の日常。まず最初に思い浮かぶのが『ビンロウジュ』ですね。いわゆる『噛みタバコ』です。誰でもどこででも噛んでます。お店のレジでもお役所でも。パラオに来たことのある方なら一度は彼らが口からペット吐く赤いものに驚かれたのでは?私も「血を吐いた!あの人、体が悪いんじゃ、、、」と思いました。そして最近びっくりしたのは病院の入院患者もみんなベッドの上で噛んでること。体には悪くないのでしょうか、、、??本気で国民挙げての日常です。ビンロウジュはパラオに遊びに来ていた頃も知っていたのですが、こっちに住むようになってから気づいたのが、『パラオはおじさんが井戸端会議をする』ことです。旅行者の頃は気づきませんでした。日本だと、たむろっておしゃべりするのは女性の専売特許のようなところがありますが、パラオでは男性です。港でも、ドーナツ屋さんでも、朝からおじさん達が集まってものすごく楽しそうにしゃべっています。そしてよく笑います。まあ、男性のほうが時間の自由が利くからなのでしょうが、なんだか変な感じ(日本人の感覚だと)。でもこれが彼らの日常なのですよね。
他にも今思えば最初はびっくりした日常がいろいろあります。『郵便配達がない』、『それぞれのおうちの住所がない』、『お店の店員は基本的に無愛想』など。『停電』や『断水』もそれらの1つでしたが、最近はめっきり少なくなりました。あ、『お刺身をレモン醤油で食べる』っていうのも最初は新鮮でしたね。これ、おいしいです。

パラオ生活いよいよ4年目。これからもちょっとずつ『パラオの日常』を見つけて楽しんじゃおかうと思っている今日この頃です。
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古川いくこ (ふるかわ いくこ) |


