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パラオ在住者、元在住者、パラオ関係のお仕事の人、パラオを愛する人々によるパラ×パラオリジナルコラム

心に残るもの

然ですが、先日デジカメが故障しました。多分修理も出来ないでしょう。いきなりネガティブな書き出しですが、皆さんはパラオに来られた時の被写体は、どんなものでしょうか?ダイビングで魚?はたまたマクロ派、ワイド派?それとも南国の砂浜?最近何気なく気づいたのですが、僕は海と一緒になった雲を撮っていることが多いのです。しかも狙ったわけでもなく、行き当たりばったりのリラックス撮影。突然のシャワーもあるお国柄なので、船に乗っていて、自分の頭上は晴れていても、向こうの方は雲が堆積しその下に雨が局地的に降っているなんてことがしばし起こります。その逆も然りですが、その際は雨よけに必死で、向こうは見えませんが。その雲の大きさ、厚み、ひねり具合(?)が青い海にマッチしてなんともすがすがしいのです。しかし雲ひとつ無い青空と海を期待してこられる旅行者の方々は、当然大きな雲なんかはイヤですよね。

海外旅行等、野外アクティビティには既に身近なデジカメですが、 弊社Dolphins Pacific にお越しになられるゲストのデジカメを拝見しておりますと、「え!?これ凄く薄いカメラですね」とか、「こんなの出たんですか!!」とか、デジカメの日進月歩を感じてしまいます。こちらが欲しくなるようなカメラばっかりで、「おいくらしたんですか?」などと聞いてしまいます。

ちなみに、弊社でゲストがイルカの撮影をされる際に、一番「難しいなぁ!」と仰られるのは、ジャンプのスナップですね。トレーナーがジャンプのサインを目の前のイルカに出して、それにイルカが反応し目の前で飛ぶわけなのですが、水からイルカが出てくるタイミングと滞空時間、着水を一連の動作で考えなければなりません。シャッターを押した後の、ほとんどのゲスト皆様の写真は、イルカの体が既に着水し、尾ビレだけが水から出ているものが多かったりします。確かに躍動感のある、しかも瞬時のシャッター切りを要求される撮影なので難しいんですよね。弊社スタッフさえ、撮影した写真を見ると「何じゃこりゃ?」というのも多いんです。ジャンプの写真を撮るコツは、出水してくる瞬間に(わかりますかねぇ!?)早押しすることです。水面を観察し何か物体が上がってくる瞬間ですね。
また、イルカと泳ぐ際の水中撮影で、可愛いさあまり、近くで撮影してしまいますと、なんだかタイヤの表面を撮影したようなものが写ります。目の部分を中心に近写しても、これも何の動物かわからず、アフリカ象にも見えてくるので不思議です。ずっと触っていたいのもやまやまですが、一定の距離を保ち撮影されるときれいなイルカの写真が撮れます。

々Dolphins Pacific の目標の一つとして、パラオそしてイルカに逢いに来られるゲスト皆様の思い出作りに最大限寄与するということを掲げております。青い海と白い雲の下、イルカと一緒に泳ぎ、鼓動を感じ、彼らと同じ時間を過ごしてみてください。笑顔を自然と引き出してくれると思います。Dolphins Pacificのスタッフ一人一人が、イルカとのふれあいによる、ゲスト皆様の心に生涯残る思い出づくりをお手伝い致します。写真で思い出を残しておくことももちろんですが、ぜひ、イルカと過ごした時を心のデジカメに思い出として残して頂けると幸せです。パラオという常夏の島で過ごされた後、ゲスト皆様の心のフレームには、何が残っているのでしょうか?

村上剛

村上剛 (むらかみ ごう)
Dolphins Pacific Vice President 兼Trainer
2004年からパラオ在住。
URL; http://www.dolphinspacific.com/



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