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パラオ在住者、元在住者、パラオ関係のお仕事の人、パラオを愛する人々によるパラ×パラオリジナルコラム

日焼けのお話パート2

て今回は日焼けの話パート2、日焼け止めについてお話させていただきます。よく、市販されている日焼け止めの表示にSPFとかPAとかありますね。
まずSPFとはSun Protection Factor と言ってUVB防止効果を数値で表したものです。
その測定方法は日本化粧品興行連合会で決められており、SPFは2から50までの数値で表されますが、表示する数値には上限があって「50+」が最高です。
海外の商品では、SPFの測定方法が日本と違うのですが、数値の意味と効果はほぼ同じです。

PAとはProtection Grade of UVA の略です。要はUVAの防止効果の目安です。
前回のコラムで書きましたが、UVBは表皮まで達しシミ・そばかすの原因となりUVAは真皮まで達してシワ・たるみの原因になりますので、「光老化」を防ぐ目安といっても過言ではないかと思います。しかし、紫外線の真皮への影響は長期的に現れてくるものですから、実際日焼け止めを使用した直後ではこのUVAブロックの効果を実感しにくいため、SPFの様に数値ではなく、「+」の数で表示されています。そしてこのPAは日本製品のみの表示方法で海外では今のところ確立された測定法がありませんのでご注意を。
PA+ PA++ PA+++と表示には3段階あり、+++がUVA防止効果最高という意味です。

パラオのような赤道に近いリゾート地では、もちろん日本よりしっかりとしたUVブロックが必要になります。例えば、真夏の東京ならSPF20〜30 PA+〜++程度で十分ですが、パラオとなるとやはりSPF50+でPA++〜+++は必須です。
更にマリンスポーツをするとなると、上記の基準のほかにウォータープルーフの日焼け止めでなくちゃ意味なし。

く「あたし日焼け止めはかぶれちゃうから使えないの〜」と言う方がいます。日焼け止めには様々な成分が使用されていて、大きく分けると2種類に分かれます。
紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」です。吸収剤はその名の通り紫外線を成分の中に吸収してしまうもので、皮膚の表面で熱を持たせたり多少の化学反応がおこります。かぶれの原因となっているのはこの紫外線吸収剤なんです。
従ってアトピーなど皮膚疾患のある方やかぶれやすい方は「紫外線吸収剤不使用」と記載している商品を選ぶと良いと思います。この吸収剤は紫外線防止効果がかなり強いのですが、最近の製品では紫外線散乱剤単独でもウォータープルーフで尚且つSPF50のものがちゃんとあります。ただ紫外線散乱剤単独のものは塗ると白浮きしやすいのが難点ですので塗ったあとよくのばしてください。
皮膚科で購入できる日焼け止めはほとんど紫外線吸収剤不使用の物ですので、肌に合う商品をさがしている方は皮膚科で相談されるのもよいでしょう。
日やけ止めの使用にあたって注意点は、ウォータープルーフであってもやはり汗をかいたり水を浴びると落ちてきますので、こまめに塗りなおすこと。あと、使用に際しかなり肌が乾燥しますので、塗る前と日焼け止めを落とした後は入念に肌の保湿をしましょう。 あ、それとウォータープルーフの日焼け止めは石鹸だけでは落ちませんので、専用のクレンジング料も使ってくださいね。では、皆さんしっかり日焼け対策をしてパラオでのレジャーをエンジョイしてくださいね。


佐々木郷子 佐々木郷子 (ささき きょうこ)
内科医。以前パラオのベラウメディカルクリニックに約2年半勤務。パラオ在住中は総合診療に従事。帰国後、秋葉原メディカルクリニックに勤務中。
URL; http://www.yukokai.jp/


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