パラオ在住者、元在住者、パラオ関係のお仕事の人、パラオを愛する人々によるパラ×パラオリジナルコラム


コ
ロールにて自転車&バイク店とボートエンジン代理店を営んでいるAICの伊井淳教です。今回は初パラオ×パラオ寄稿なので、まず私の自己紹介と仕事内容を中心に。オフィスはコロール郵便局の左隣で、お土産屋さんのYOLT GIFT SHOPと同じ場所にあり、普段は自転車レンタルと自転車及びバイクの販売修理をしています。ところがメインの仕事は、自転車云々ではなくて各ツアーボートに使われていますボートエンジンの販売及び修理なのです!それはあなたも既にダイビングショップさんで何回か乗られたことがあるかも!? SUZUKI4ストローク船外機、あの黒い奴です。
ところで、パラオの場合、様々な環境的条件によりそのほとんどの業務用ボートが和船に大きな馬力(例えば200馬力)のエンジンを2機掛け、というスタイルなのですが、これが日本ではありえない、実に驚きのスペックなのです。いやいや、間違いでも嘘でもありません。7年前、初めてこのスタイルのボートをパラオで見たとき、私は目を疑い、驚愕し、そしてなんでもかんでも速い乗り物すべてが大好きな私は実に胸が躍りました。
観光用でこんな無茶な組み合わせがあっていいものか?と思う反面、こんなのは世界規模で見ても滅多に無い・・おもしろいなぁ!これは!!というのが当時の本音でした。しかし実際この仕事を始めて以来、そのモンスター船たちの現実を見た私はこれまたビックリしまして、パラオ向けに的を絞ったオリジナルボートを作る運びとなったのです、あなたはもう乗られましたか?
そしてそれらのボートを利用されるすべての方々が不便なここパラオでも安心して快適に乗船できるよう、日々研究し改良をしてゆくのは、ここに住んでいる私のような熱中人の義務のように感じます。
しかしながらこの仕事、ツアー関係会社等で働いておられる在住日本人の方々が多くを占めいている中では、普段あまり認識されない、地味ぃぃな部類ですから、実のところ華麗なるダイビング一族の皆さんに時々憧れたり・・も。とは言うものの、とてもやりがいを感じる仕事でもあります。気を集中させ、どんな細かいネジ1本に至るまで惜しみなく誠心誠意組立て、取付けたエンジン達が、今日もあちこちのボートでお客さんを世界に誇る美しい海に連れて行ってくれていると思うと、嬉しい限りです。


その代わりにここではもちろん冬が有りませんから、日本のように手指がかじかんでネジを回すのが痛い、とか、油落とし洗剤で手があかぎれる心配はほとんどありません。1年中、比較的に手のコンディションがいいのです。これは整備に携わる人々には凄くポイントが高いと思います。
一応、海関係の仕事ではありますが自分が海に入るのは年に数回程度。(エ?もったいない?)足だけつかるのはボートの揚げ降ろし作業などがあるのでほぼ毎日なのですが。キレイに透き通った海が仕事のフィールドなので、気持ち悪いとか、どぶ臭いなんてことはありません!ツルッとボルトを落としてしまったら青い海でスノーケリング、いいでしょう!?南の島で工具を手に、私と一緒にあなたもどうですか???
![]() |
伊井淳教 (いい あつのり) A.I.Company/ Advance Improvement Collaborator Corp. 1977年3月生まれ。2000年に大阪から来た、あらゆる機械を愛するするネジ男。南の島パラオで100分の1mmの精度と向き合う。 |


