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題の前にまず自己紹介をしましょう。私はパラオ・プランテーションリゾートで板前として働いている渡辺康太郎と申します。
パラオでは数少ない日本人調理師です。パラオ内ではコータローを始めとしてコータローさん、コウタロウ君、こーちゃん、コーさん、SEXYなどと呼ばれています。お好きなのをどうぞ。
まー、こじんまり風隠れ家リゾートの板前、板前業務だけが仕事じゃありません、朝食のパンを焼いたり、頼まれたらケーキ作ったり、接客したり、リゾート内でのイベントがあったりしたら営業したり、たまにはシャトルバスの運転だってしちゃいます。まー、要するに便利な板前です。
さてさて本題。パラオで調理の仕事をしていると仲良くしないといけないのがお魚さん。なんせ肉は100%輸入に頼っているので。パラオ産のものをできるだけ使いたいと思っている自分は特に仲良くしています。パラオの海にはいられたことがある方はわかると思うのですが魚、さかな、サカナ、FISHだらけです。その一部がパラオ人漁師により釣りやら突きやら網、さまざまな方法によって捕られ水揚げされます。
まー、水揚げと言っても大げさなものではなくパラオ人漁師が取った魚を捕った後、その足で魚屋さんの桟橋に直接ボートで向かい、売る、という簡単なシステム。だからたまに魚屋にびしょ濡れのパラオ人がいたりします。漁の帰りってわけ。日本だったら漁師の朝は早い!!ってイメージがありますがパラオではそんな事もないみたいでむしろ夜七時ごろ?漁師さんたちが水揚げにくる事が多そうです。潮の関係?男の感?野生の感??きっとそう。太陽が出てるときに漁なんか行ったら暑い!!きっとそうだと思います・・・。
どのような魚が売られているかというとダイビング、シュノーケリング等で見られるお魚さんたちが普通に売られています。氷の入った大きな箱にぶわーって魚が入っていてそれとなく種類別に別れてたりします。ぶわーって入ってないときも多々あります。長く続くと困ります・・・。
フエフキダイ、バラフエダイ、カスミアジ、ギンガメアジ、バラクーダ、カマスサワラ、ヨコシマサワラ、キハダマグロ、ハタの仲間、カツオ(パラオ語でもKATSUO)ソウダガツオ(パラオ語でSODA)テングハギ(パラオ人大好き)アイゴの仲間(フィリピン人大好き)ブダイの仲間などなど。1回だけ2mオーバーのカジキマグロが入ってたのを見た事があって次の日には売れてた。いったい誰が買ったんだろう・・・。
ここで一つマメ知識・・フエダイとかフエフキダイわかりづらいですね−。なんだか名前も似ているし種類も多いし。これフエダイかフエフキダイどっちかって思ったらほおの部分を触ってみてください。うろこがあったらフエダイ科、なかったらフエフキダイ科です。フエフキダイ科の特徴としてほおの部分にウロコがない(なんだか分厚い調理用語辞典より抜粋)って海んなかじゃ触れねーよ!って言うどうでもいいマメ知識でした。あっ、でもアフターダイビングにパラオ魚屋さん巡り(巡るほどはないが)なんていかがなもんですか?新しいかも!!
最後にもう一つ面白い話。ONAGAとSHORTTAILONAGAの話。魚屋さんにはパラオで取れる魚のポスターがあって魚の写真と共にパラオ名、学名、英名で魚の名前が表示されています。そこで見つけた不自然な名前SHORTTAILONAGA。その隣にONAGA。ONAGAはその名の通り、尾が長い、日本でもオナガとかハマダイといわれている物の仲間だと思います(分厚い調理用語辞典によるとオナガの英名はruby snapper)SHORTTAILONAGA・・・短い尻尾尾長。なんだか中盤読みづらいですね。まー、見た目が尾長に似ていて尾が長くない魚です、名づけた人にオナガの意味がわかっていたかどうかは定かではない・・・。ちなみに英名のところに表示されていたのでONAGAもFUJIYAMA、GEISYA、NINNJYA、SAMARAIと同様世界共通語?
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渡辺 康太郎
(わたなべ こうたろう) |


