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パラオ在住者、元在住者、パラオ関係のお仕事の人、パラオを愛する人々によるパラ×パラオリジナルコラム

回は、パラオで永遠の愛を誓いたい方に捧げます。私の勤務先、パラオパシフィックリゾートでは、ウエディングも承っています。このサイトの現地発信情報でも以前に発信していただきました。よかったらそちらもあわせてご覧下さい。

海外ウエディングの定番は「海の見えるチャペルで」でしょうが、当方にはチャペルはありません。パラオの青い海、青い空、白い砂浜で結婚式をあげたい方のために、毎回、ビーチにスタッフが手作りのアーチを作り、生花やグリーンで飾りつけしてしています。あまり豪勢なことはできませんが、南国ならではのトロピカルな雰囲気はバッチリ出ていると思います。夕焼けに染まるビーチで風を感じながら、波の音をBGMに二人のためだけのセレモニー。素敵でしょう?

もちろん、ビーチで式を挙げられるかどうかは天候次第。残念ながらお天気が許さない場合、室内でとなることもあります。(個人的にはロビーで行うキャンドルいっぱいのウエディングもロマンチックで大好きなのですが。)ただし、記録による2006年11月以降、多少のお天気の良し悪しはあれ、ずっとビーチで催行できています。(この原稿執筆当時までの話。)毎回、祈るような気持ちで当日を迎える私たち。パラオでよく効く天気になるおまじないがあったら、ぜひ、誰か、教えて下さい。

ところで、パラオ政府公認の結婚証明書を得るには事前準備が必要です。現在未婚であるという宣誓供述書を作成し、日本人にはなじみの薄い公証人の署名と印を得ます。結婚証明書の事前記入部分を埋め、パスポートのコピーなど必要書類とともに、政府に申請しておきます。そして、式当日、誓いの言葉や指輪の交換の後、結婚証明書に署名をし、証人・判事(または牧師)の署名を得て、それを最高裁判所に持ち帰ってもらい、スタンプを押して大統領のお墨付きをいただく、という形です。これはいわゆるリーガルウエディング、つまり、法的効力のあるものです。この証明書を持って日本で婚姻届を提出する場合、正式な手続きを踏めば戸籍に「〜国の方式により婚姻」という記録を残すことができます。よい記念や思い出になりますよね! もちろん、面倒な準備をせずにセレモニー用の法的効力のない結婚証明書を手配することも可能です。いずれの場合も、当方のスタッフがお手伝いさせていただきますのでご安心を。

さて、この4月から、PPRのウエディングを大幅に手直ししました。パラオ到着時から特別な滞在であることを感じてもらえるアプローチ、花嫁さんにはスパでリラックスしていただいてからお支度専用の素敵なブライズルームでメイクやヘアアレンジ、そして挙式時の乾杯はゴージャスにドン・ペリニヨンで。持ち味の手作りの温かさを残しつつ、プライベート感や高級感を追加してみました。ご希望があれば、ドルフィンズ・パシフィックさんのご協力で、オプショナルとしてイルカ達がお二人を祝福するイベントを追加することも可能です。その他、打ち合わせの際から専属の担当者がご希望をうかがいながらセレモニーをアレンジします。ぜひ、いろんなご相談をよせていただきたいと思っています。

私もこちらに来て早2年。たくさんのウエディングを見守ってきました。皆さんそれぞれ思いのこもった、素敵なセレモニーばかりです。ハプニングもいくつかありました。家族や親戚に囲まれた厳かな式の後、いきなりアフロヘアのカツラ付き仮装でお茶目にお色直しをして登場したカップル。ウエディングの後、結婚指輪がなくなった、どこかで落としたかも、と涙でうるうるの新婦さんといっしょにスタッフ総出で暗くなった浜辺をはいつくばって探した夜。ビーチではなく小高い丘の上で挙式をしたいとのリクエストに応え、でっぷりしたパラオ人スタッフ達と息を切らしながら何往復もしてセッティングを丘まで運んだ汗だくの1日。潮の高さを考慮に入れずにビーチにセッティングしたら、ヒタヒタと波がアーチまで押し寄せてきて、セレモニーが終わるまで気が気ではなかった大潮の夕べ。たくさんといっても月に数回程度。もちろん、1日1組限定。ですので、ひとつひとつを大切に丁寧に扱うことができたと思っていますし、これからもそうしていくつもりです。

パラオでウエディング! 興味がある方、ぜひ、お声をかけて下さい!


村谷明子

村谷明子(ムラタニアキコ)
パラオ在住暦もうすぐ2年。
パラオパシフィックリゾートのゲストサービス担当




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