オリジナルコラム
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執筆者: 古川 いくこ
vol.73 おもしろ看板 in PALAU

VOW』(宝島社)をいう本をご存知でしょうか?私、大好きなのです。面白い看板や広告・新聞記事などを紹介している本なのですが、私の笑いのツボにかなりはまります。パラオでも友達が持ってきてくれた2冊を所有しています。そんな私はパラオの街中でも、どうやらVOW的なネタをついつい探してしまう癖があるようなのです。本日はそんなネタのいくつかをご紹介したいと思います。
まずはこれ。かなり惜しいのです。『焼き肉く』ぱっと見たところ気づかない?ってことはないと思いますが、変な送り仮名がついちゃっているのですね。なんとなく気持は分かる、、、って気もしますが、間違ってます!
もう1つレストランの看板です。こちらもかなり惜しいのです。やっぱり日本語のようにひらがな・カタカナ・漢字の3つを使い分けるのって難しいんでしょうかね。『しャぶしャぶ』になってしまうとは!もちろん読めなくはないのですが、間違ってます!ちなみにこの看板はその後、暴風雨でぼろぼろに破れて作り直されましたが、この間違えは今も健在です!誰も指摘しなかったのですねぇ。
 次はちょっと趣向を変えてポスターです。私のお気に入りリストのトップクラスに入るものです。これは電気代を払いに行くところに貼ってあるものなので、観光でいらっしゃる方の目に触れることはないと思います。要は『節電しよう!』奨励ポスターなのですが、これがいかにもパラオ!って感じなのです。同じ『電気を大切に!』の東京電力『でん子』とはまた違った攻め方(?)がたまりません。『節電』ということで、お題は『自然のエネルギーを利用しよう!』なのです。左上は『焚き木でお料理をしましょう!』。左中いいですよ?、『夜はテレビを観る代わりに月明かりの下で語り合おう!』。左下『乾燥機を使わずに風で洗濯物をかわかそう!』。右上、これ最高です。『エネルギーを大切にするために筋肉を使おう!』かなり素敵です。右中は『太陽エネルギーを利用しよう』、右下は『電気の代わりにガスを使おう!』というわけです。至って普通のものもありますが、日本だとちょっと考えつかないところがありますよね。自然がたくさん残されている場所だからこその発想とでも言いましょうか。すごくよく出来たポスターだと思います。
そんな感じでこんな視点からもパラオは楽しめちゃうのです(かなり個人的にでが)。いくつかご紹介をしてきましたが、最後に私の一番のお気に入りを。残念ながらもうなくなってしまった表示なので、写真がなくてごめんなさい。数年前までロックアイランドパーミットを買うところに『Sorry, No refund.』という表示がありました。『返金はできません。』ということです。この下に英語・中国語・日本語で訳が書いてありました。びっくりしたのはその日本語。『残念!返金なし。』いやぁ、笑えました。かなり笑いました。確かに残念だけどさぁ。写真をとっておけばよかった、、、っと本気で後悔しています。
でもまあ、後悔しても仕方ないので、また新しいネタでもがんばって探すか!と思う今日この頃です。節電のために私も筋肉使って頑張ります!!みなさんもパラオにお越しの際にはぜひいろいろ探してみてください。いいネタあったら私にも教えてくださいね♪

 

 

 

古川 いくこ

古川いくこ (ふるかわ いくこ)

パラダイスダイバーズ パラオ所属 ダイブガイド
URL; http://www.paradise-palau.com/

 

vol.16 パラオの日常

パラオの日常?

の島パラオ。常夏、青い海、ダイビング。やしの木、のんびり、、、、。そんなイメージが強いのが南の島ですが、もちろんここにも『日常』があります。
私がパラオ生活を始めて3年。日本にいた頃と変わったことといえば、『日本にいた頃より確実に日本に詳しくなった』ですね。というのは別に、『異文化に触れて母国のことを学びなおした』とかそんな立派なものでは一切なく、単に日常的に『NHKばっかり観ているから』なのです。日本にいた頃は全くテレビを見ない(見たとしても深夜番組)人だったのですが、パラオに来てからすっかりテレビっ子になってしまいました。しかも常にNHK。詳しいですよ。何曜日の何時はコレ!っていうのがそこそこ頭にインプットされています。そしてニュースもよく観るもんだから、政治だって社会情勢だって日本にいた頃よりよく知っています。『今日の日本全国の天気』にも詳しいです。ただ芸能ネタだけは、どんどん訳がわからなくなっていきますが。南の島でテレビっ子???と思われるかもしれませんが、これが私の日常なのです。結構、こういう日本人、多いと思いますよ。ちなみにパラオの人も『テレビ大好き』に私には見えます。

ゃあ、パラオの人の日常。まず最初に思い浮かぶのが『ビンロウジュ』ですね。いわゆる『噛みタバコ』です。誰でもどこででも噛んでます。お店のレジでもお役所でも。パラオに来たことのある方なら一度は彼らが口からペット吐く赤いものに驚かれたのでは?私も「血を吐いた!あの人、体が悪いんじゃ、、、」と思いました。そして最近びっくりしたのは病院の入院患者もみんなベッドの上で噛んでること。体には悪くないのでしょうか、、、??本気で国民挙げての日常です。
ビンロウジュはパラオに遊びに来ていた頃も知っていたのですが、こっちに住むようになってから気づいたのが、『パラオはおじさんが井戸端会議をする』ことです。旅行者の頃は気づきませんでした。日本だと、たむろっておしゃべりするのは女性の専売特許のようなところがありますが、パラオでは男性です。港でも、ドーナツ屋さんでも、朝からおじさん達が集まってものすごく楽しそうにしゃべっています。そしてよく笑います。まあ、男性のほうが時間の自由が利くからなのでしょうが、なんだか変な感じ(日本人の感覚だと)。でもこれが彼らの日常なのですよね。
他にも今思えば最初はびっくりした日常がいろいろあります。『郵便配達がない』、『それぞれのおうちの住所がない』、『お店の店員は基本的に無愛想』など。『停電』や『断水』もそれらの1つでしたが、最近はめっきり少なくなりました。あ、『お刺身をレモン醤油で食べる』っていうのも最初は新鮮でしたね。これ、おいしいです。

そんなようなことに最初はびっくりだったのに、いつの間にか慣れてしまった私の最近の日常は、『部屋から海が見える』ことと『猫と住んでいる』ことですね。どちらもかなり気に入っています。日本にいた頃にはちょっと考えもしなかった生活が今の日常になっています。場所が変われば生活も変わるものです。パラオの猫はなんだか耳が大きいような気がします。そしてあんまり太った猫は見ません。そんな我が家のパラオ猫さんの日常はといえば、これは世界共通で『昼間はお昼寝』ってところでしょうか?

パラオ生活いよいよ4年目。これからもちょっとずつ『パラオの日常』を見つけて楽しんじゃおかうと思っている今日この頃です。

古川いくこ

古川いくこ (ふるかわ いくこ)

パラダイスダイバーズ パラオ所属
ダイブガイド 
URL; http://www.paradise-palau.com/