オリジナルコラム
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執筆者: ウド
vol.45 社会復帰

めまして、ウドと申します。

 

以前はパラオでダイビングガイドをしておりました。
すでにパラオを離れてから長い時間がたっており、日本をベースに生活をしているため、今回は帰国後の”社会復帰”(笑)について、投稿させていただきます。

パラオという国は素晴らしい自然があります。日本食が食べられる、パラオ語に日本語が含まれているという点、親日の方が多いということを考えても、日本人にとって住みやすい国だと思います。そんなパラオが好きになったり、仕事の都合などで多くの日本人がパラオへ移住しています。ただ、移住すると言っても、ほとんどの人は2?3年経つと帰国します。ダイビングに限って言えば、先々、体力面での不安や、収入、そして帰国したあと仕事があるかなど・・・私も初めての就職がパラオだったのですが、今後の経験のため、日本で社会人生活を送ろうと決め帰国しました。(本当は戻るつもりだったのですが。。)

帰国してから一番はじめに驚いたのが「人混み」!!これは休みなどで帰国したときなどもそうなのですが、満員電車や休日の繁華街、1時間もいるとめまいがしました。パラオでは通勤5分、ブルーコーナーなどの混雑はあっても魚のほうが多いですから、人人人の環境に慣れるのが大変でした。 その次はやはり「就職活動」。日本での社会人経験がある方ならまた違うのかもしれませんが、パラオで仕事した後の就職活動はやはり違和感がありました。スーツに身を包み、履歴書を準備しての、職安に通う毎日。お客様の命を預かる、れっきとした仕事のダイビングですが、見る人によっては違うようです。「ダイビングで仕事をしていたのは言わないほうがよい」とも言われ、自分が会社に就職できるか不安に駆られたのも覚えています。

結果的には無事就職先もみつかり、事なきを得たのですが、Tシャツ短パン生活からスーツ生活になれるのにどれぐらいかかったでしょう。慌しく過ぎていく毎日の中、気づけばあっという間に時間が過ぎながら、いつの間にか日本の生活にも慣れていました。心配していたダイビングを仕事にしていたということも、会社に入ってからは、話すきっかけになったり、人のつながりを見つけられたりと、プラスに働くことが多かったです。そんなサラリーマン生活の中でも、何度かパラオへ戻ろうかとも考えました。結果的にはまだやりたいことなどもあり、戻ることは選択しませんでしたが、いつも心の中にはパラオのことがありました。パラオで仕事をすることは、文化の違いなど、大変なことも多いですが、日本では得られない素晴らしい体験もできます。(日本に戻ることを考えた場合)帰国した際の社会復帰は決して簡単だとは思いませんが、それでも行く価値はあるものだと私は思います。

興味がある方は、観光・仕事問わずぜひパラオを訪れてみてはいかがですか。
一人でも多くの方がパラオの素敵な部分に触れることができれば幸いです。 

 

渡辺 康太郎

ウド(香川昌幸) 
パラオのダイビングガイドを引退後、プロボクサーを経て、現在は真面目な!?サラリーマン生活中です。