オリジナルコラム
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執筆者: 水田 恵美
vol.121 妊婦さんin PALAU
12102.jpg ラオで2度目の妊婦になりました。前回に続いて今回もパラオでの出産予定です。
パラオでのユニークな妊婦生活と、最近の病院事情についてちょっとお話します。

まずは気になる病院での新型インフルエンザ対策ですが、看護師さんが入り口でマスクをして人の出入りをすべてチェックしています。病院に入るには名前や住所、電話番号、健康状態を書いて、手をアルコールで消毒してから入ります。メインの出入り口以外は中から鍵がかけられていて、出入りできなくなっていました。14歳以下の子供は病気や検診以外では入れないので、親の検診やお見舞いでは連れて入ることが出来なくなりました。小学生くらいの健康な子供たちは病院の入り口付近で座ったり遊んだりして親が出てくるのを待っています。

12101.jpg パラオでの妊婦生活はとてもユニークです。
パラオで出産できる病院はパラオ国立病院一つしかありません。まず始めに驚くのは、初診の時、家で検査してきて陽性だったと話すと病院ではチェックしてくれません。そしてドクターにあなた妊娠している?と聞かれました。それを調べてもらいに来ているのですが。と、思わず苦笑い。
パラオの妊婦検診は基本的に無料です。そしてビタミン剤と鉄剤がもらえます。パラオの人は野菜をあまり食べないので栄養が偏っているからかもしれませんね。
現在二人の産婦人科のドクターがいます。一人はパラオ人の女のドクターで、長年パラオ国立病院で働いているベテランドクターです。もう一人はフィリピン人の女のドクターで、新しく着任されたドクターです。見ていると、基本的にパラオ人妊婦はパラオ人ドクターが、外国人妊婦はフィリピン人のドクターが担当していることが多いようです。
この前、パラオ人のドクターに診ていただいた時でした。もう逆子は直っていますかって質問すると、お腹を触りも見もしないで、もう直っているね。と言われました。旦那にそれを話すと、あのドクターはプロフェッショナルだから見なくてもわかるんだよ!と、即答。パラオ人からの信頼は絶大なものです。でも、確かに治っていたから、満更でもない?!

12103.jpgパラオの検診でもう1つ驚いたのはエコーを撮ってもらうのは産婦人科の先生じゃなくて、エコー専属の技師さんです。ドクターからエコーの指示があると、指示書を持ってエコーの部屋に行き順番を待ちます。そして技師さんにエコーを撮ってもらいます。エコーの画像をプリントアウトしてもらって、また産婦人科のドクターに見せて診察の続きです。なので、ドクターはエコーの動画を見ることなく、静止画で診察します。このエコーの技師さんですが、いつも同じ人です。前回の検診でのこと、技師さんは休みだったのですが、妊婦が十数人ずらっと並んで待つ羽目に。ドクターに伝わっていなかったようで、私が1番目で1時間以上そこで待たされました。結局呼び出されてあわてて技師さんが駆けつけて、僕は今日からバケーションで、もう少しで家を出るところだったんだよ。と、少しかわいそう。聞くと他に人がいなく、技師さんが休みの時はエコーも休みになるのがパラオの病院のようです。ここでまた驚いたのは、エコーを撮ってもらうとパラオ人は10ドル、外国人は15ドル支払うことになります。でも、受付のおばさんの機嫌が良い時は5ドルでいいよ。と、小声でまけてくれることがあります。いつも機嫌が悪そうにしている怖いおばさんですが、めげずに毎回笑顔で挨拶しているといいこともあるものですね。

後1週間で出産予定日!パラオでの出産はどうなることやら。また、機会があればパラオでの出産の様子もレポートしますね。

mizuta.jpg 水田恵美
パラオの関西人おかん、えみです。現在はジャングルボーイならぬジャングルルバック(おじさん)パラオ人夫のケンと、3歳児やんちゃなパワランジャングルガールきな、トモ(犬)、ラナ(猫)の三人と二匹家族です。パラオに始めてきたのは2001年パラオに移り住んだのは2005年。まだまだパラオ初心者と思っていたら、結構年を食ってしまいました。主婦ならではのパラオのローカルな話題を提供できたらと思っています。