オリジナルコラム
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執筆者: 中尾 知子
vol.61 マアスのおしゃべり- Part 3

度々食べ物の話で恐縮です。『食べることしか楽しみ無いの?』とか言われそうですが。ハイ、無いです。なにぶんチームデーブなもので・・・という事で、今回はパラオで見かける???な食べ物についてのレポートです。パラオを旅行中にジモティーの総菜屋や、ガソリンスタンドなどで『これ何?』というもの見かけた事ありませんか?在住者や超?リピーターさんにはおなじみでも、パラオビギナーさんにはなじみが薄い物を紹介します。

 

1.ビルン/タピオカちまき
見た目も昔なつかしのちまき。(若い人は知らないか・・・) 
タピオカを潰したものを練って餅状にし、バナナの皮で包んで蒸してあります。お味は砂糖味、塩味、無味とバリエーションがあります。ほんのり甘い砂糖味が甘いもの好きなパラワンのおやつに人気のようですが、わたし的には塩味、無味も素朴で捨てがたいですね。5本セットで$1.5?$2くらいです。

2.ウカエブ/陸かにの詰め物(写真上)
カニだということは解りますが、いったいこれ何?という感じのパラオ郷土料理です。月夜に産卵のためにさまよい出てくる陸ガニを捕まえて、身だけをほぐしてココナッツミルクと和え甲羅に戻します。これ一個で10匹分の陸ガニの身が詰まっているパラオの高級料理です。シュウカンベントウ(冠婚葬祭ときに振舞われる仕出し弁当)の上の部類にはこれが入っています。ちなみにすごく美味しいです。

3.アルイートエルッキム/しゃこ貝のココナッツミルク煮
個人的に大好物なのですが、シャコガイの主にひもの部分を使って作ってあります。小じゃれて表現すると『クラムチャウダーパラオ風』というところでしょうか。ココナッツミルクを使ってあるのでクリ―ミーです。これにタピオカをつけていただきます!!気分はすっかりパラワン。体重もパラワンになっても責任はもてません。

4.ワス/フィッシュペースト
これぞ??の決定版。見た目はどろどろのオイスターソース?かお好み焼きのタレ?魚の頭や骨をじっくり煮込んでペースト状にしたお味噌のようなものです。各家庭でそれぞれの味、レシピがあるようで自慢の『手前味噌』というところでしょうか。主にタピオカやタロにつけて食べます。ちなみにナポレオンのアラから作るワスがNo1なお味です。今は禁漁なのでお目にかかれませんがゴールドに輝くナポレオンワスは間違いなく幻の一品でしょうね。

5.イモックス/なんだか解らない木の実
パラオの田舎でいただいて大ファンになったパラオ風ピクルスです。親指大の身を酢付けにして、ピリッと唐辛子を利かせた一品です。普通のお店で見かけることはあまり無く、超ローカル惣菜屋においてあることがあります。シーズンがあるのでいつもあるわけではありませんが、見かけたらお試し下さい。ちなみにこの写真のものは私の自家製です。ちょっと唐辛子を入れすぎてToo spicy!!!(涙)

表示のパラオ名はなるべく発音に忠実にカタカナにしてあります。でもパラオ語の発音はとてもビミョーなので表しきれない部分もあります。私も自分の住所を言う時、いつも3回は聞きなおされます。やっと通じると、『あ?』という感じで発音の練習会が始まったりします。なので、大体1回の手続で5回は言わされることになるのです。何事にも時間がかかるパラオのエピソードです。


中尾知子

中尾知子 (なかお ともこ)
COCORO HOTELマネージャー
7年前ふとした出来心でパラオに来てしまったおばさんです。初パラオ来訪はもう17年も前になります。
こちらに来てからはめっきりダイビングをしなくなった超ブランクダイバーでもあります。
食べる事と昼寝が大好き。自称25歳??『チームデーブ/パラオ支部長』

 

vol.26 マアスのおしゃべり パート2



回はPALAUにいるパラワンはじめ、パラワン化した人たちの日頃食している『日常ごはん』についてご紹介します。 パラオ人て日頃何を食べてるんだろう?どんなものが主食かしら?とか疑問に思ったことありませんか?旅行で訪れた時にレストランで食べる現地食とはちょっと違う毎日のご飯です。
今回は特に主食についてご案内します。

1. タロ
やっぱり主食といえば、このタロ(タロ芋)でしょう。
日本の里芋と同じ種類のサトイモ科の植物で昔タイ、インドネシアを経て航海の食料としてパラオにやってきたらしいです。お味は甘みの無いサトイモ。。。 というところでしょうか。通常は芋を1時間ほどボイルして薄く切って魚などと一緒に食べます。昔は各家庭で茹でていたようですが、最近はパラオ人も忙しくなってきたのか(それなりに。。。)お店で茹でてあるものを買って食べることが多いようです。
シュウカンのお弁当の定番です。ちなみにシュウカン弁当ではクカウ何切れとか細かく指示してあります。写真上の紫っぽいのがKukau、黄色いのがBrek(ジャイアントタロ)です。お店で見かけるのはボイル済みのものですが、もし生のタロを貰ったりしても生食やちょっと茹でただけで食べるのはやめましょう。かなり後悔します。

2.タピオカ 
一般的にタピオカといって想像するのはビーズみたいな小さい粒粒のお菓子の材料でしょう。その原型がコレです。始めてみたとき皆さん『なにこれ?』といいます。
ダイビングのランチタイムにパラワンスタッフがおもむろにビニール袋(あくまでもビニール袋です)から取り出す棒状のものの正体がコレです。魚の煮付けやワス(魚の煮汁で作ったパラオ風味噌)につけて食べたり、一袋$2前後という安さも手伝ってタロをしのぐ勢いで皆に食べられています。味はあまり無いのですが繊維がいっぱいで味の無いサツマイモですね。主食だけじゃなくおやつとしても食べます。潰したものをこねて団子状にし、再度蒸してココナッツミルクのソースをかけたタピオカ餅はかなりうまいです。

3.ブレッドフルーツ 
パラオでの主食のルーツ。むかしは一家に一本ブレットフルーツの木があって、コレがあれば生きていけるといわれるほど常食していたようです(オギワル州  にはブレットフルーツの木の伝説があります)最近は他の食べ物に押されてすっかり見かける事が少なくなりましたが本島やぺリリュ―などではまだ普通に木があるようです。 見かけはごついですが、お味はサツマイモそっくり。一般的には丸ごと茹でたり、切って油で揚げたりして食べます。実はわたしも大好物。たまにストアで見かけると必ずGetします。 (うちのスタッフに『また?』といわれて笑われますが。。。) 

4.米 
パラオで売られているお米はほとんどがカリフォルニア米です。カリフォルニアローズとかコクホ―とかジャポニカ米品種のものが安く売られています。お米を食べる習慣は日本統治時代のなごりでしょうね。パラオ風には白ご飯にツナ缶をドバッとのせてベントウ!!
ちなみにパラオでの主食を古い順に並べるとブレットフルーツ→タロ→タピオカ→米となります。

5.番外 
ツナ缶
主食とはいえないかもしれませんがツナ缶はすでにパラオ人の心の友です。海外に行った息子や娘に手土産にツナ缶を持たせる(外国にもあるのに、わざわざ。。。)不思議な光景を見かけることもしばしば。。。
サッポロ一番/塩味
『イチバン』で通用します。パラオに入ってきた最初のインスタントラーメンだそうです。パラオ風の食べ方は袋から出して半分に折り、丼に入れて、上から添付の粉末スープをかけ、お湯を入れて三分間待つのだ。。。まるでチキンラーメン??初めて見たとき『煮なくていいの?』との私の質問に『ジャガ、モンダイ?』(ノープロブレム)という返事でした。
ちなみに超ローカルなレストランでラーメンを注文するとサッポロ一番が出てきます。驚かないで下さい。ジャガ、モンダイです。 
 

中尾知子

中尾知子 (なかお ともこ)
COCORO HOTELマネージャー 
7年前ふとした出来心でパラオに来てしまったおばさんです。初パラオ来訪はもう17年も前になります。 
こちらに来てからはめっきりダイビングをしなくなった超ブランクダイバーでもあります。
食べる事と昼寝が大好き。自称25歳??『チームデーブ/パラオ支部長』

 

vol.8 マアスのおしゃべり

マアスのおしゃべり

PALAU X PALAU創刊おめでとうございます。

ラオのホテルでお仕事をしている変なおばちゃんTOMOKOです。 
ホテルの仕事や日頃の生活を通して接するパラオ人たちのちょっとおかしな生態や、パラオ版B級グルメ情報など。パラオに住むマアス(おばちゃん)のオシャべリのコーナーです。

今回のテーマは私が個人的に大好きなB級グルメの中から、パラオ版ドーナツ、良い子のおやつ『タマ』の紹介です。タマ。。。パラオに住む人ならみんな知ってる定番おやつです。沖縄のサーターアンダーギーにそっくり。多分パラオに移民した沖縄の人が伝えたんでしょうね。 
味はちょっと固めのドーナツ。お店により微妙―に味の違いがあります。値段は1個10??15?。以下あくまでも個人的な『パラオ.タマ.ランキング』です。

*第一位!!『ブルーハウス』 
パラオ人の10人に7人はこの店を上げる(ホント?)、ブルーハウス。 
外側カリカリ、中はふんわり。。。う?ん最高!! 
以前は出来上がる時間に行列が出来るほど人気がありましたが1個15?に値上がりしてからはちょっと人気にかげりが。。。。でも味のよさでダントツの人気です。 
お店の場所/フランコショップとパレイシアHの間の小道をくだっる途中。青い建物です。 
ブルーハウスのタマ→
*第2位『コズウェイ、ガソリンスタンド』 
ブルーハウスと人気を二分するココのタマ。おばちゃん達にはこちらが好評のようです。 
外も中もふんわり柔らか、しっとり、モチモチの食感はたまご多めのせいでしょうか。 
お店の場所/コロールからアラガベサン(PPRのある島)に入ってすぐ右手のGSの売店。
*第3位『Top サイド、モービルスタンド』 
ちょっと小ぶりのかわいいタマです。味は甘さ控えめ、中も外も柔らかい『コズウェイ』タイプ。
お店の場所/コロールTOPサイド、ドラゴン亭からすこしダウンタウンよりのモービルGSの売店。
*第4位『I’S LAND MART』 
ココのタマは他とちょっと違います。ドーナツ生地で出来ていて、ふんわり柔らか。外にお砂糖がまぶしてあるのが、昔懐かしい『パン屋さんのドーナツ』という感じ。地下のベーカリーで作っています。 
お店の場所/Topサイド、大通りからCOCORO HOTELに曲がる角にあります。
*第5位『1.2.3スナックスタンド』 
場所がら学生の利用が多いお店。こちらのタマは少し甘めです(子供向き?)硬さも中程度。 
お店の場所/パラオ高校の向い。小さい雑貨や兼駄菓子やです。
*番外編『ぺリリュ―島、ケイボー&マユミさんのお店』 
ちょっと遠いのですが、ぺリリュ―島にあるお店です。こちらのタマは生地がバナナ入りで、甘くて、ふんわりとっても美味です。ぺリリュ―のお料理名人『マユミイン』のマユミさんの手ずくりです。ぺリリュ―に行く人は是非お試し下さい。 
お店の場所/ぺリリュ―島メインストリート沿い、マユミイン手前の雑貨屋。

今回ご紹介したタマたち。左からブルーハウス、コズウェイ、1.2.3スナックスタンド、アイランドマート、Topサイドモービル 。

他にもいろいろなローカルのお店、ガソリンスタンドにいろんなタマが置いてあります。 
それぞれ食べ比べてみてください。  





 

中尾知子

中尾知子 (なかお ともこ)
COCORO HOTELマネージャー 
7年前ふとした出来心でパラオに来てしまったおばさんです。初パラオ来訪はもう17年も前になります。 
こちらに来てからはめっきりダイビングをしなくなった超ブランクダイバーでもあります。
食べる事と昼寝が大好き。自称25歳??『チームデーブ/パラオ支部長』